現在は昔と違い、
誰でもネットで土地を探せる時代になっているので、
自分達だけで土地を見に行かれる方も多くいらっしゃると思います。
そこでありがちなのが、
新しく造られた分譲地は良く見えて、
新しくない土地はなんとなくピンとこないで帰るというケースが
多くはないでしょうか?
たしかに、新しく造られた分譲地は、
土地の形や道路幅なども整っていますし、
水道や排水、隣地との境界も明確になっているので
誰が見ても良い土地に見えますよね。
また、その分譲地には、
同世代の家族が家を建て、
ご近所になる可能性も高いので
なんとなく暮らしやすそうなイメージも湧いてくる事でしょう。
そういったところから、
こういった土地は人気が高くなり、
値段も高く設定されていきます。
ただ、家づくりの全体予算を考えた時に、
土地にお金をあまりかけられないケースも多いのが現実です。
そうなってくると、
もう一方の新しくない土地を選択していく事も
視野にいれなくてはいけなくなりますので、
その際の土地の見方を知っておく必要もあります。
土地の日当たりや土地の形状、周辺環境などは
皆さんチェックされると思いますので、
それら以外のコストに関係する部分をお伝えしていきたいと思います。
■境界がどうなっているか?

まず1つ目が「境界」の確認です。
古い土地の場合、
隣地との間に境界がわからないケースが多くあります。
その場合、境界をつくる必要がありますので
その費用が土地代と別に掛かってきます。
また、境界杭がちゃんとあったとしても、
その境界にたっているブロック塀やフェンスなどが
壊れてしまっている場合、
そのまま活かして家を建てることができないため、
一旦それらを壊して、新たにつくらないといけないケースもあります。
ですので、土地を見に行った際は、
境界がどんな状況なのか、まず確認する事が大切です。
そしてここからが重要ですが、
もしつくりかえる必要がある場合は、
売主負担でやってくれるのか、
自己負担でやらなければいけないのかを
不動産屋さんに確認しなければいけません。
そもそも境界が明確じゃない場合、
境界を明確にするための境界確定を
売主負担でやってくれるかどうかも、
確認事項としては忘れてはいけませんね。
■水道や下水はあるかどうか?

次に見ておくことが、
水道と下水が敷地内に入っているかどうかです。
水道が過去に入っていた場合は、
水道メーターボックスがあるか、
ここに引き込まれていますよという目印が
現地にあるかもしれないのですが、
これも忘れずに不動産屋さんに確認すべき点です。
もし入っていなければ、
前面の道路から引き込まないといけないので、
けっこうな工事代が別で掛かることになります。
最悪のケースは、前面道路にも水道が入っておらず、
さらに距離の離れた所から水道を引いてこなくてはいけない場合です。
それだけで数百万円かかってしまうという可能性があります。
また、下水が引き込まれているかどうかは、
今見ている土地が下水エリアなのか浄化槽エリアなのかをまず問い合わせしましょう。
もし、浄化槽エリアで設置が必要となった場合は、
容量によって変わりますが50万円以上は土地代にプラスして
予算を考えておく必要があります。
ですので、これらのことも現地を見て、
不動産屋さんに確認する事を忘れないでください。
■見えないところの費用に注意

今回、境界と上下水についてお伝えしてきましたが、
分譲地とそうではない土地の一番大きな違いは、
こういった点が整っていることが当たり前か否かという点です。
そして、これらの条件が整っていない場合、
いくら土地価格が安かったとしても、
場合によってはこれらの工事代によって、
土地にかかる総額が新規分譲地より高くなる
可能性も十分あり得ます。
ですので、今お伝えしたポイントをしっかり確認していただき、
そういった工事がもし別途で必要なのであれば、
費用を把握した上で、
土地の価格が妥当なのかどうなのかを見極める必要があります。
そして、これらを考慮した上で、
土地の価格交渉を行う必要があります。
ということで、
見える価格だけじゃなく
見えない費用まで把握した上で、
価格も含めた総合的な土地の良し悪しを
判断していただければと思います。
土地を購入してから、思いもよらないところに
費用がかかるなんてことは避けたいですからね。