庭と畑と木の家

私たちが目指すのは"住まうこと"、"暮らすこと"自体が楽しみになる家づくり。
それは効率ばかりを考えながら、日々を過ごす人々にとって、受け入れがたいものなのかも知れません。

確かに、土地いっぱいに大きな家を建てる方もいますが、
もし家をほどよい大きさに抑えながら、庭と畑をつくってみたらどうなるでしょう。

きっとその場所に住まうこと自体が日々の生活に潤いを与え、
また人生を彩る最高の楽しみになるはずです。

家づくりというものは、完成したら終わるものではありません。
住まい手が実際に暮らし、愛着をこめて育てていくことを忘れないでください。

「ここが僕らの家だよ」
「娘が生まれたら、庭に桜の木を植えようか」
「孫を連れて来たら、満開の桜の下でバーベキューをしよう」。

生活スタイルは、年を追う毎に徐々に変化していくものです。
家族とともに育ち、未来に向かって物語が続いてゆく。
そんな家を、この福島でつくり続けたい。
それが、私たち樽川技建の、家づくりに対する想いなのです。